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~自分を傷つけたくなったら②~

2017/12/15
 みなさん、こんにちは。
前回に引き続き、自傷行為について考えていきたいと思います。


 刃物などで自分の皮膚を傷つける行為を自傷行為と呼びます。これは、単純に死にたい気持ちからしているだけでなく、むしろ現状の辛さから逃れるためにしている場合が多いということを前回書きました。


 自傷行為をしている方は、本人では解決不能な重い心の負担を抱えている場合が多いと思います。


 友達や家族とうまくいかない。孤立している。偽りの仮面をつけて、表面的には楽しく生活をしている。けどとっても虚しい。他人に対して不信感が強く心をオープンにできない。このような気持ちを抱えている方が、ちょっとした失敗をしてつまずいてしまうとどうなるでしょうか。


 私はやっぱりダメなんだ。頼りたいけど本当の友人や相談できる人は誰もいない。孤独で空虚で空っぽでどうしようもなく辛い。

 こんな時に、自傷行為を気持ちの切り替えるスイッチとして使ってしまうことがあるかもしれません。


 辛い気持ちを吐き出せる相手や受け止めてくれる存在があれば、自傷行為に至らずにすむかもしれません。ただ、これは言うは易しです。もし、受け止めてくれた人が話を聞き続けることが辛くなって(重くなって)、突然切り上げてしまったら。単に用事があるから切り上げて去る場合だってあるでしょう。
 しかし、対応の仕方によっては、『やっぱりみんな見捨てるんだ』という誤解を招き、さらに状況が悪化するかもしれません。


 自傷行為は、興味本位や片手間に対応できるものではありません。専門的な対応が必要であり、多くの場合長期間を要します。早めの精神科への受診が必要だと思います。

                                                    参考文献 思春期のこころの病気 市川宏伸



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