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依存症について考える  その3

2018/10/01
みなさん こんにちは。
 前回まで、依存症について考えてきました。

 依存症は、正常と異常の区別をつきにくい疾患です。しかし、大変な状況に陥る方がいるのも事実です。医療機関での治療となった場合、破滅的な状況を回避するために、入院治療が必要となる場合が少なくありません。そうなると、学校や仕事を休まないといけませんし、それによってその方の人生設計が大幅に変わってしまう可能性もあります。(入院治療を否定している訳では決してありません。むしろ大変重要だと思います)

 悪くなる前に、もっとやるべきことがあったのではないか。医師としてそう思います。しかし、具体的で有効なアドバイスを医療サイドがあまりしてこなかったということも、大きな反省点だとも思います。
 今回、明日からでもできることをお伝えします。

 外来で診察していて思うのは、どの程度時間やお金を費やしたかを、多くの場合把握してらっしゃらないということです。まず最初に行うべきことは、毎日の記録をつけることです。もちろん、依存しているのではないかと思うことについてです。
 その場合、正確である必要はありません。毎日である必要もありません。スケジュールをみて、余裕がありそうな日を探しましょう。そして、その日は記録の日とスケジュール帳に書きましょう(または入力しましょう)。
 できれば、その行為をした直後にメモ等をとっていただくと良いと思いますが、寝る前に思い出して、おおよその時間を書くことでもOKです。ここからが大事なのですが、その時の気分や原因かもと思ったことを書きましょう。また、買い物やアルコール/タバコ依存を疑っている方は、金額やその量も記入しましょう。その1日の時間、金額、量を集計しましょう。これも正確でなくて結構です。(1時間15分なら、1時間でのカウントで構いません)

 毎日している人は、それに400をかけてみましょう。週1回の人は、50をかけてみましょう。それが約1年分の集計結果になります。
 別に大したことないなと思ったら、それで終了で良いと思います。びっくりしたら次回のブログをお読みください。
00:27 未分類
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