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2018/06/01
 みなさんこんにちは。
 今回は、メディアではあまり取り上げられませんが、決して少なくはない疾患について考えてみたいと思います。
 
 以下にその疾患の症状を列挙します。
 

・電話で誰かと話をしたり、メールやLINE等をした履歴があるのに、そのことについての記憶がない。
・自分が書いたメモを見ても、それを自分が書いたという記憶がない。または非常に不確か。
・自分が買った記憶のないものが家の中にある。
・物がいつの間にか移動して探しものをよくする。

・『自分がここにいる』という実感がない時がある。
・自分には感情というものがないのではないかと思う時がある。
・自分自身がロボットのように無機質に感じる時がある。自動的にただ作業をこなしているだけ。

・いつもの家族や職場、学校なのに、どこかなじみがない感じがする時がある。
・家族、親戚、友人であることは間違いないのに、なぜか見知らぬ人のような気がする時がある。
・自分自身が、周囲から明らかに違う浮いた存在に感じる時がある。
・現実の中にいるはずなのに、夢やスクリーンを見ているように感じる時がある。

・自分が本当に昨日までの自分なのか時に自信を持てなくなる。

・自分の中に別の自分がいる気がする。それは時に、子供であったり、自分とは別の性別だったりする。記憶がないときに自分の身体を乗っ取られて、何かされている気がする。


これらは、ある疾患の方からよく見聞きする症状の一部です。次回、その疾患について考えてみます。


                                                          参考文献等:柴山雅俊氏の著作等
20:03 未分類
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