悪口や噂話、視線に苦しんでいませんか~その2~
2017/06/01
みなさんこんにちは。温度差が比較的あるため、体調を崩しやすい時期になってきています。いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は3月に掲載したブログ(悪口や噂話、視線に苦しんでいませんか~その1~)の続きをお話します。(順番が前後しまして申し訳ありません)本題に入る前に、少し振り返ってみましょう。得体の知れない声が聞こえてしまい、その結果、不安や恐怖で苦しむ方がいらっしゃること。その割合は100人に1人くらいであり、決して少なくないこと。そのような辛さを科学的に減らすことができること。精神科や心療内科でそれが可能であること。などをお伝えしました。
得体の知れない声を精神科では「幻聴」と呼んでいます。幻聴によって、人はどんどん追い詰められてしまいます。その人の秘密にしていることが「幻聴」という形で聞こえてしまうと、疑心暗鬼の目で周りを見てしまいます。ついには、自分の考えや気持ちが、常に周りに筒抜けになってしまっているという「妄想」を持ってしまうかもしれません。
終ることのない「幻聴」「妄想」。尽きることのない不安と恐怖。このような状態では眠ることもままなりません。食事も喉を通らなくなり、心だけではなく身体そのものにも大きなダメージを及ぼすようになってしまいます。
これは「統合失調症」と呼ばれる病気の症状の一部です。
昔は確かに対処が困難な病でした。しかし今は治療法がどんどん進歩し、外来での薬物療法のみで良くなる方も少なくありません。
「幻聴」や「妄想」で苦しみ悩んでらっしゃる方が治療を受けられ、一刻も早く良くなられることを切に願います。苦しむ方を1人でも減らしていけるよう、周りの方はどうぞ手をさしのべてあげましょう。
さて、今日は3月に掲載したブログ(悪口や噂話、視線に苦しんでいませんか~その1~)の続きをお話します。(順番が前後しまして申し訳ありません)本題に入る前に、少し振り返ってみましょう。得体の知れない声が聞こえてしまい、その結果、不安や恐怖で苦しむ方がいらっしゃること。その割合は100人に1人くらいであり、決して少なくないこと。そのような辛さを科学的に減らすことができること。精神科や心療内科でそれが可能であること。などをお伝えしました。
得体の知れない声を精神科では「幻聴」と呼んでいます。幻聴によって、人はどんどん追い詰められてしまいます。その人の秘密にしていることが「幻聴」という形で聞こえてしまうと、疑心暗鬼の目で周りを見てしまいます。ついには、自分の考えや気持ちが、常に周りに筒抜けになってしまっているという「妄想」を持ってしまうかもしれません。
終ることのない「幻聴」「妄想」。尽きることのない不安と恐怖。このような状態では眠ることもままなりません。食事も喉を通らなくなり、心だけではなく身体そのものにも大きなダメージを及ぼすようになってしまいます。
これは「統合失調症」と呼ばれる病気の症状の一部です。
昔は確かに対処が困難な病でした。しかし今は治療法がどんどん進歩し、外来での薬物療法のみで良くなる方も少なくありません。
「幻聴」や「妄想」で苦しみ悩んでらっしゃる方が治療を受けられ、一刻も早く良くなられることを切に願います。苦しむ方を1人でも減らしていけるよう、周りの方はどうぞ手をさしのべてあげましょう。
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