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睡眠障害と生活習慣病

2016/04/12
睡眠は、食事、運動、飲酒、喫煙などの他の生活習慣と同様に、基本的な生活習慣の一つとして数えられます。

生活習慣病は、文字通り、二尾の生活習慣に深く関連していることから、睡眠障害と生活習慣病とは相互に悪影響を及ぼし合う関係にあるとされています。

厚生労働省の人口動態調査によると、生活習慣病を基礎疾患として死亡する人の数は、
死亡総数の5割以上を占めるとされています。
  
短い睡眠時間や不眠症状の持続は、肥満、高血圧、耐糖能異常、循環器疾患、メタボリックシンドロームなどを発症させる危険性を高めるのみならず、日中の眠気をもたらしたり、活動量の低下を招き、
日常生活における様々な支障や弊害を引き起こしがちです。

厚生労働省は「健康づくりのための睡眠指標2014 ~睡眠12箇条~」において、第3条にて、「良い睡眠は、生活習慣病予防につながる」と明記していますので、以下にその概要を紹介したいと思います。

<健康づくりのための睡眠指標2014 ~睡眠12箇条~>

① 良い睡眠で、からだもこころも健康に
② 適度な運動、しっかりした朝食、ねむりとめざめのメリハリを
③ 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります
④ 睡眠による休息感は、こころの健康に重要
⑤ 年齢や季節の応じて、昼間の眠気で困らない程度の睡眠を
⑥ 良い睡眠のためには、環境づくりも重要
⑦ 若年世代は夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ
⑧ 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を
⑨ 熟年世代は朝晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠を
⑩ 眠たくなったら寝床に入り、起きる時間を遅らせない
⑪ いつもと違う睡眠には、要注意
⑫ 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を

生活習慣に着目して健康づくりを進めていくためには、自分の睡眠についても、より関心を向けていくことが、とても重要になってくるかと思います。

12:32 未分類
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