03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2018/04/01
みなさんこんにちは。

今回は、うつ病などこころの病気で休職の際に、家計を支える様々な制度についてご紹介します。制度によってはある時期に廃止になったり、新たな基準になったりしますので、今回の内容は参考までにとどめ、詳しくはお住まいの市町村担当課にお問い合わせいただくか、または同課作成のウェブサイトをご参照ください。

1.高額療養費制度

  所得に応じて、一定限度額以上の医療費が免除される制度です。医療機関や薬局でお支払い金額がその月で一定限度額を超えた場合に、その超えた額が払い戻されます。払い戻される金額は、年齢や所得によって決まります。
  しかし、自己負担額以上の医療費の払い戻しまでには少なくとも3ヶ月程度かかるため、後日払い戻されるとはいえ、一時的な負担はかかります。
  制度の利用を検討される方は、勤務先の人事労務担当者や、加入している健康保険の事務所に確認してみましょう。国民健康保険の方は、自治体の保険窓口に確認しましょう。

2.医療費控除

  確定申告を行って医療費を申告すれば、所得控除を受けることができる場合があります。交通費なども医療費控除の対象のようですが、詳しくは国税局の担当部署またはそちらで作成のウェブサイトをご参考ください。

  その他、以下のような制度もあります。詳しくは次回説明致します。様々な制度を活用してみてはいかがでしょうか。

3.傷病手当金制度

4.自立支援制度

参考:うつと仕事のQ&A
うつ病リワーク研究会
21:15 未分類

健康に悪いものを考えてみると・・・

2018/03/01
みなさん こんにちは。

「何が健康に良いのか」もしくは、「何が健康に悪いのか」について考えてみましょう。

まず、健康に悪いものを考えてみましょう。沢山思いつきます。タバコ、過度の飲酒、油の過剰摂取、同じく甘いものの摂り過ぎ、運動不足、寝不足、ストレス・・・など挙げればきりがありません。

では健康に良いものは何でしょうか?十分な睡眠、バランスのとれた食事、新鮮な野菜、適度な運動、楽しめる趣味、過度のプレッシャーがないこと・・・などが挙げられます。

これらにもう1つ、健康に悪いことを付け加えてみたいとおもいます。それは「孤独」です。様々な研究によると、孤独により免疫システムやその他の異常が引き起こされ、炎症や悪性腫瘍などのリスクが高まることが示唆されています。今後この結果は覆されるかもしれませんが、以下の説は現段階では比較的妥当だと思います。

・「孤独」は「肥満」よりも、深刻な脅威である。
・「孤独」は喫煙のリスクにも匹敵する

 そして、Robert Waldingerらによる75年以上にわたる超長期研究の結果、私たちを健康かつ幸福にするのは、良い人間関係に尽きることが分かりました。昔から言い古されてきたことがデータで実証された訳です。

ただし誤解してはいけないことは、多くの人と関わりがあれば良いと言っているわけではありません。愛情や思いやりのある良質な人間関係のみが意味があるのです。Robert氏はこうも言っています。結婚していても、それが愛情の薄い諍いの多い関係であるならば、恐らく離婚より悪いと。

良質な人間関係を築くことができるか否かというのは、幸せな人生を歩めるか否かに直結するようです。


参考にした著者
Julianne Holt Lunstad, Robert Waldinger、大西睦子
21:16 未分類

睡眠障害~過眠をきたす場合~

2018/02/02
みなさん こんにちは。

 さて、今回は睡眠障害のなかでも、眠れないのではなくて寝すぎて困ってしまう状態についていっしょに考えていきましょう。

 十分寝ていても突然眠くなってしまう。食事中や友達と楽しく話していても、突然眠気におそわれてしまう。このようなことがあった場合、ナルコレプシーという病気を疑った方がよいかもしれません。

 直前まで集中して作業などをしていても、突然耐え難い眠気におそわれて、居眠りを繰り返してしまう―これが、ナルコレプシーのもっとも基本的な症状です。居眠りは10~20分のことが多く、目覚めるとすっきりします。しかし、数時間すると再度眠くなってしまうことがあります。

 笑ったり、驚いたり、怒ったりしたあとに、突然力が抜けてしまう―これは「情動脱力発作」と呼ばれるもので、ナルコレプシーに特徴的な症状です。

 寝入る時に、金縛りにかかる。または、幻の声を聞いたり、あり得ないものが見えたりすることも、ナルコレプシーの方に比較的多くみられます。

 突然の眠気は、重大な事故につながる恐れがあります。上記の症状があった場合は、早めの受診が望ましいと思います。(ナルコレプシーは比較的珍しい疾患であり、確定診断には、専門的な検査・診察が必要となります。そのため、主治医またはかかりつけ医から専門医に紹介していただくことが多いと思います)
00:22 未分類

睡眠障害と自殺の危険性について

2018/01/04
みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。


今回は睡眠障害という、どなたでもかかりうる状態と、かなり重い話になってしまいますが『自殺』と『予防方法』について考えてみたいと思います。


 自殺のきっかけとなるものとして、こころの病気、アルコールの多量摂取、癌などの重篤なからだの病気、慢性的な強い痛み、失業などによる経済的な困窮、幼少期の虐待体験、肉親(親族)の自殺など様々なものがあげられています。


これらの情報は、外から他者が把握できるものではありません。また、本人が気軽に他者に言える内容でもありません。つまり、これらを指標に自殺が差し迫っている人に手を差し伸べることは、実際は大変難しいと言えます。


 しかし、意味のある指標が全く無いわけではありません。比較的重篤なこころの病気やからだの病気をケアしている家族や周りの方が、知っていただけるとよい情報があります。


研究によると、睡眠問題と自殺には明らかな関係性が認められています。睡眠問題がある人は、ない人に比べ自殺の危険性が21.6倍も高いことが予測されています。


 もとの病状に加え、今までにない睡眠の悪化がみられた場合は、慎重に対応すべきと思われます。そのような場合は、主治医の先生に睡眠の変化について伝えましょう。
(ちなみに、こころとからだに何も問題が無い一般市民の方を対象とした『自殺予防のための睡眠問題のスクリーニング』は効果的ではないとの指摘がされています)


参考文献(著者のみの紹介とさせていただきます) 
小高真美、松本俊彦、竹島正、加我牧子ら
21:40 未分類

~自分を傷つけたくなったら②~

2017/12/15
 みなさん、こんにちは。
前回に引き続き、自傷行為について考えていきたいと思います。


 刃物などで自分の皮膚を傷つける行為を自傷行為と呼びます。これは、単純に死にたい気持ちからしているだけでなく、むしろ現状の辛さから逃れるためにしている場合が多いということを前回書きました。


 自傷行為をしている方は、本人では解決不能な重い心の負担を抱えている場合が多いと思います。


 友達や家族とうまくいかない。孤立している。偽りの仮面をつけて、表面的には楽しく生活をしている。けどとっても虚しい。他人に対して不信感が強く心をオープンにできない。このような気持ちを抱えている方が、ちょっとした失敗をしてつまずいてしまうとどうなるでしょうか。


 私はやっぱりダメなんだ。頼りたいけど本当の友人や相談できる人は誰もいない。孤独で空虚で空っぽでどうしようもなく辛い。

 こんな時に、自傷行為を気持ちの切り替えるスイッチとして使ってしまうことがあるかもしれません。


 辛い気持ちを吐き出せる相手や受け止めてくれる存在があれば、自傷行為に至らずにすむかもしれません。ただ、これは言うは易しです。もし、受け止めてくれた人が話を聞き続けることが辛くなって(重くなって)、突然切り上げてしまったら。単に用事があるから切り上げて去る場合だってあるでしょう。
 しかし、対応の仕方によっては、『やっぱりみんな見捨てるんだ』という誤解を招き、さらに状況が悪化するかもしれません。


 自傷行為は、興味本位や片手間に対応できるものではありません。専門的な対応が必要であり、多くの場合長期間を要します。早めの精神科への受診が必要だと思います。

                                                    参考文献 思春期のこころの病気 市川宏伸



13:55 未分類
 | HOME | Next »